英国を拠地とする航空業界調査・格付け会社のスカイトラックス（SKYTRAX）社は19日、2018年度「ワールド・エアライン・アワード」の項目の一つである「最も清潔な航空会社30社」を発表した。その結果、１位は日本の全日空、2位は台湾の長栄航空（エバー航空）となった。中華航空（チャイナエアライン）は14位だった。なお、上位20社はほとんどがアジアの航空会社で占められた。
「最も清潔な航空会社30社」は、世界の航空会社を対象に機内の状態やクオリティに関する評価を行ったもの。座席、テーブル、カーペット、手荷物収容棚、トイレなどが評価対象となった。
スカイトラックスは18年前から「ワールド・エアライン・アワード」を発表している。これは、世界各地で飛行機を利用する乗客が調査と評価に参加するもので、2018年度「ワールド・エアライン・アワード」も世界100カ国・地域以上の乗客2,036万人が評価に参加した。項目は「ベスト・エアライン（=最も優れた航空会社）」、「ベスト・ローコスト・エアライン（=最も優れた格安航空会社）」、「ベスト・インプルーブド・エアライン（=最も成長が著しい航空会社）」、「ベスト・エアライン・キャビン・クリーンリネス（=最も清潔な航空会社）」など数十項目に及ぶ。